ちば・谷津田フォーラムとは!?

1.ちば・谷津田フォーラムとは

千葉県の房総半島の北部には、大地に浅い樹状の谷が入り込む独特の地形がみられます。この谷は谷津(やつ)とよばれ、かつては海の入り江であったが、現在その多くは谷津田とよばれ水田になっています。

谷津田で米作りが行われるようになったのは2000年も前のことといわれています。その間、谷津田は人々の暮らしに深く関わりながらも、その伝統的農法に培われ、多くの野生動植物をはじめとするきわめて豊かな水や緑の自然環境を育んできたところです。たとえば谷津田を流れる土水路にはたくさんのメダカが生息し、谷津田を取り囲む雑木林には、カブトムシやカタクリなど四季の変化に富んだ動植物の豊かな自然が残されています。

千葉の自然を代表するこの昔ながらの伝統的谷津田とそれを取り巻く環境の保全については、各地で調査研究や具体的活動も行われてきました。しかし近年の都市化や農業の近代化にともない、この谷津田が今まさに消滅しようとしています。

この貴重な自然と文化の財産である伝統的谷津田の保全に関しては、その現状把握と共にこれに関わる農家,市民,行政,研究者の間の情報交換と保全に対しての緊急かつ具体的行動が必要です。そこで意を同じくするものが集まり1999年10月に「ちば・谷津田フォーラム」を設立しました。ちば・谷津田フォーラムでは、自然保護・環境保全に関わる各地のグループや谷津田に関心のある人たちの知恵と力を合わせて、谷津田について次のような調査研究,情報交換,保全活動を行っています。

  1. 谷津田保全に関心のある個人やグループの掘り起こしとそのリストづくり
  2. 谷津田の現状調べ(ちば・谷津田100選登録)
  3. 会誌「ちば・谷津田フォーラム」の発行
  4. 谷津田保全に関するシンポジウムの開催
  5. 危機に瀕している伝統的谷津田の保全対策(具体的農家支援活動など)
  6. ちば・谷津田マップの作成
  7. 谷津田調査票の作成
  8. 学習会・情報交換会

2.あなたも活動に参加しませんか

ちば・谷津田フォーラムはできるだけ多くの人に活動にかかわっていただきたいと、会費無料で運営しています。「だれもが自由に参加できる会にし、動ける人が動けるところから動く」をモットーにこれからも活動していきたいと考えています。この機会にみなさんも会員になってください。会員には年2回発行される会誌が送られます。谷津田に関心があり、何とか残していきたいと考える方、いっしょに手をつなぎませんか。

【ちば・谷津田フォーラム】

代表:中村俊彦(千葉県立中央博物館)

会費:無料

連絡先:260-0013 千葉県千葉市中央区3−13−17 ちば環境情報センター内
               
TEL・FAX:043-223-7807
               
e-mail: yatsuda@2.pro.tok2.com

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